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きさらぎフクロウ

Category : 絵本
こどもたちだけでなく大人にこそ絵本に親しんでほしいという思いがあります。
ビジネス書や自己啓発本ではなく、小説が馴染まないのであればせめて絵本を、と。
実用書でこころが豊かになるとはとても思えない。

やさしさは想像力だとも言われます。
しいとは「」の「い」がわかることだって。

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『ほんやのいぬくん』
ルイーズ・イェーツ さく/え
ほんじょうまなみ やく

女優の本上まなみさんが翻訳を手がけた絵本。
本への愛情をかんじることのできる一冊です。
本上さんはやさしい。文章も。
ほんじょさんが声優に挑戦したアニメ「おでんくん」のおっちりした声は5歳の姪も気に入ったみたい。

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『みんなであなたをまっていた』
ジリアン・シールズ 文
アンナ・カリー 絵
松井るり子 訳

『しりたがりやのふくろうぼうや』
デービッド・ビースナー え
せなあいこ やく

ふくろうぼうやは特に好きでしてね、けっこうな頻度で読んでいます^^
『みんなであなたを~』はちょうど甥が産まれる頃に出会った本で大切にしています。

気がつけばはや二月。
静かに、またひとつ歳を重ねることになるんだなあ…わはは。

文庫カフェ

Category : 日常的雑記
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一度顔を合わせただけのひとを憶えてくれてるの、すごくうれしい。
昨年末にサークル発表会をみたときに知った文庫カフェにお邪魔してきました。

工業団地をぬけ、工場や田んぼ、畑などがみられる長閑な所にあり、地図をみながら迷い着いたのだけれど、ゆっくりとできる店内でご近所さんなども喫茶されていました。

カフェスペースとは別に「図書館」と呼ばれる棟があり、蔵書を無料で貸し出しさせてもらえます。人様の書棚をみるというのはどうしてかどきどきしますね。最近の小説から、児童書、教養書など蔵書は約1万冊あるとおっしゃってました。
本に囲まれた部屋をぐるり見まわしてると、小中学生の頃に近所の人の家で勉強を教わってたことを思い出しました。

ひとさまのおうちに入るドキドキ感。
先生の家の本棚に並ぶ本たち。
どれも好きなだけゆっくり読んでいいよ、という懐深さ。
そう、懐深いんだ。

今日は部屋をひとりで貸し切りで(ふふふっ)、隠れ家か秘密基地に来たみたい。
ケーキセットにホットコーヒーをいただき、落ち着いて本を読む時間。
朗読のための絵本数冊と、小川糸さんを借りておいとましました。

晴れ時計

Category : 随想
すごく晴れた気分だ。

音楽や小説、演劇や競技にふれると、理由もなく頭ん中が言葉にならない想念に囚われて塞いでしまうことある。感情って思っているよりもずっと複雑だ。だけどそれと同じくらい芸術にふれると自分のちっぽけな価値観が払われて自由になるような気分になれるときがあります。

今日までふれてきた作品は自分の内面に確かに在って。
溢れ出た想念もしっかりと食べて寝て消化して、昇華している…はず。

日常生活のふとした拍子に思い浮かぶ好きな曲のフレーズだったり、幼い頃のエピソードだったり、なんでもないことを話したくなる時にはお慕いする人を思ってることに気づく。

幸せっていうのは自分を許してくれるひとがいること。話に耳を傾けてくれて、否定せずに微笑してくれるひとがいることな気がしています。

急に、ずずん――と落ちて気持ちが塞ぐことがつらくて、そんな重い思いを共有などしたくないから、静寂を受け入れて生きていく。やさしい思い出だけでも生きていける強さが欲しい。

こうして言葉にしながら、自分を守る硬い殻を薄皮を剥ぐようにめくり、解放されたような自由を刹那に感じながら少しでも靄が晴れたらいい――。

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火はくすぶりながらも消さない

Category : 日常的雑記
趣味の「着火師」と自称する友人がいます。
ひとが興味をもったことについて、始めることに尻込みしてるところに火をつけ、打ち上げ、彼らが熱をもって軌道にのってきた頃合いになるとロケット切り離しのごとくその友は興味をなくし離れていく。その技、職人のごとし。

ぼくがギターをはじめようとしていた時、彼は商店街にあるこじんまりとした教室を勧めてくれました。外から様子をみてるだけで中に入ることを躊躇っていたら、「なんで入らんの?」と、彼はやすやすと門を叩くのです。人見知り?そんなこと何も得にならないよと言わんばかりに。

結局彼はそこの教室で習うために買ったベースを早々に手放し、ぼくはそこそこ値のするアコースティックギターを買い、ギターを続ける覚悟を決めたのでした。

そんな彼は今、劇団に所属しています。
(この夏にも記事にしましたね。)
そしてまた年末にやる舞台のお誘いをしてくれました。

音楽も演劇も、ステージをみているだけでもエネルギーが必要です。
演じる方はいわんや…でしょう。

自ら劇団の門を叩いた友に。ロケット発射した友に。
口にはしないけれど、応援しています。

さあさ、そんな舞台がたのしみ。たのしみ。

ホットコーヒーにミルクと砂糖を

Category : 日常的雑記
元司書の老婦人が店主の児童書専門店や、店員さんがカウボーイの恰好をしたカレー屋さんが今月で閉店します。どちらもいいお店です。店へ行く回数こそ多くはなかったけれど。

ふくふくとした気持ちで店を訪れると決まっていい商品だったり料理をいただける気がします。きっとその場での気分が料理をより美味しく感じさせたりするのかもなあ、と思ったり。だからお店へ行くときはベストコンディションでのぞみたいところ。

絵本について話をするおばあさまはとてもチャーミングで、この店に置いてある絵本からとびきりの本を探すぞーと鼻息ばんで棚をみていました。
とろとろのすじ肉カレーやハンバーグカレーはお腹を満たし、限定ハンバーガーや限定ビーフストロガノフにはテンションアゲアゲでした。なんせめっちゃ旨かった!

もう会えないとなると少し寂しくなるのは何故でしょう。

おばあさまのやさしい顔や思い出話。
気持ちよく料理をはこんでくださったテンガロンハットのお兄さん。

記憶のなかでよい思い出としてのこってる。
優しい気持ちとブレンドしてのこす。

Profile

ヨースケ

Author:ヨースケ
Blood:B
Cycle:亥
Delight:読書/弾き語り

考え事が趣味みたいなもので、厄介で。
ひとに優しくいられたらいいなと思う。

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