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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/村上春樹

Category : 一般文芸
小説を読むとき、文字を読み進めながらも感情移入するのは決まって主人公ではないでしょうか。
いろんな登場人物が主張しあうキャラクター小説ならまた異なった考えもあるのでしょうが、一般的に大衆小説(もしくは純文学も?)主人公目線で書かれているものは多くの読者は主人公に感情移入し、共感し、時に自分と違った考え方を咀嚼し、新たな価値観を獲得することもあるのかもしれません。

で、最近読んだ本の話なのです。

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読了しました。
読書歴は15年ほどになるのですが、村上春樹さんを読むのは初めてです。
初ハルキです。

主人公の多崎つくるは高校時代に男女5人の仲間(それはユニットと呼んでもいいかも)に属し、その後離れ離れになっても彼の内には当時の5人の完璧ともいえる正五角形の関係性と、それが解体されてしまったことに少なからず傷を負って現在を生きている。そんな彼がかつての仲間に会い(巡礼し)、今の彼は如何に未来に一歩ふみだすのか、又は決別するのか。

読了後、ぼく自身も多崎つくると想いを重ね思案し、少しばかり頭が重たくなりました。

村上春樹さんの小説は都会的でお洒落だ――と本好きなおじさまに聞いていました。
初ハルキ(初ガツオみたいな言い方w)を体験した僕は少し大人になれたでしょうか。
いや、きっとそんな気がしているだけで僕自身は変わらず【へもい】ままです。

多崎つくるさんの巡礼に読書体験として同行し、僕自身も過去の僕に会い、何かしら前(さき)に進む手がかりのようなものを掴んだかな。それは実感を伴いませんが、きっと質量をもって僕の体に這入ったことと思われます。

さあ、2016年!待ってろよ。

初めまして

お邪魔させて頂きます。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
私も読みました。

村上春樹氏の世界に入り込みました。

トラックバックさせて頂きました。
宜しくお願いします。

>ホロコサンさんへ

はじめまして。
コメント&トラックバックありがとうございます!

「色彩を持たない~」は書店でもランキング上位に並んでいますよね。
村上春樹さんの作品は初めてでしたが、ノーベル文学賞のたびに話題になるのも肯けます。
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 著者 村上春樹 多崎つくる鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。 何の理由も告げられずに――。 死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。 全米...
  

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ヨースケ

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